
カラーベスト屋根から金属屋根へ。カバールーフ工事をするメリット
2025/12/20 13:40
はじめに:なぜ?カバールーフ工事が必要か?塗装ではダメなの?
今回は、カラーベスト屋根に金属屋根や軽量瓦を重ねる「カバールーフ工事」のメリットについてご紹介します。
まず前提として、カラーベスト屋根には
塗装しても問題ない状態のもの
塗装ができない状態のもの
の2種類があります。
この違いによって、工事内容や費用は大きく変わります。
カラーベストとアスベストの関係
もともとカラーベストにはアスベストが含まれていましたが、健康への影響が問題視され、アスベストを含まない「ゼロアスベスト」製品が登場しました。
時期としては、阪神・淡路大震災後しばらく経ってからだったと記憶しています。
このゼロアスベストのカラーベストは、正直なところ割れやすい印象がありました。
アスベストを含んでいた従来品は粘りがあり、カットしても欠けにくかったのに対し、ゼロアスベスト製品は粘りがなく、施工中に欠けることも多かったのです。
発売当初は、まだ改良途中でさまざまな課題があったのでしょう。
そのため、初期のゼロアスベストのカラーベストが使われている屋根では、
歩くと割れてしまう
ひび割れや欠けが多く見られる
といったケースが少なくありません。
実際、塗装業者さんから「この屋根は塗装では収まらず、カバールーフが必要」と相談を受ける案件も多いのが現状です。
メンテナンス不足のカラーベストも要注意
長年メンテナンスをしていないカラーベスト屋根も、傷みが進行していることが多く、
アスベストの有無に関係なく、塗装ができないケースがあります。
基本的には、10年に1回程度の塗装メンテナンスをおすすめしています。
今回の屋根も一見しっかりしているように見えましたが、
よく見ると細かなひび割れや欠けが確認できました。

そこで今回は、福泉工業の「MFシルキーG2」を使用して、カバールーフ工事を行います。

金属屋根カバールーフのメリット
軽量で、断熱効果も期待できる
MFシルキーG2は、屋根材の裏面に断熱材が貼られているのが特長です。
既存のカラーベストを撤去せず、その上に
粘着式ルーフィング
金属屋根本体
を重ねるため、断熱効果は従来よりも向上します。
また、軽量であることも大きなメリットです。
工事後の屋根重量は、瓦屋根と比べても大幅に軽くなります。
日本瓦:約 150kg/坪
MFシルキーG2:約 17kg/坪
既存カラーベスト:約 54kg/坪
合計しても 約71kg/坪。
ルーフィングを含めても、瓦屋根の約半分の重量です。


撤去費用・廃材処分費を抑えられる
既存のカラーベストを撤去しないため、
撤去作業の人件費
廃材の運搬費
処分費用
を抑えられる点も、カバールーフ工事の大きなメリットです。
特に、アスベストを含むカラーベストの場合、処分費が大幅に高くなるため、この点は非常に重要です。
屋根が二重になることで、雨漏りにも強い
既存のカラーベストの上に、
ルーフィング+金属屋根を重ねることで、屋根は二重構造になります。
これにより、雨漏りのリスクは大きく低減されます。
特に粘着式ルーフィングは防水性に優れているため、安心感があります。
また、中田錻力店では、細部の板金仕舞いにもこだわって施工しており、
見た目の美しさだけでなく、耐久性にも自信があります。




長期保証も安心材料
MFシルキーG2には、以下の長期保証が付いています。
本体表面の穴あき:25年
赤さび:20年
塗膜:15年
とても心強い保証内容ですね。

おわりに
最後に下屋根の写真です。
多面体の屋根で施工には手間がかかりましたが、きれいに納めることができました。
施主様からは「年内に工事を完了してほしい」というご要望があり、
工務店様からも同様のご依頼をいただいていましたが、
無事に年内完工することができ、ほっとしています。
これで気持ちよく新年を迎えていただけますね。
施主様、工務店様、誠にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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