
下から見ても分からない板金庇の形状
2026/3/3 12:09
板金庇(ひさし)改修工事のご紹介
~下からでは分からない「箱樋形状」にご注意~
今回は「板金庇(ひさし)」の改修工事についてご紹介します。
一見するとシンプルに見える庇ですが、実は下からでは分からない“箱樋(はこどい)形状”になっているケースがあります。このタイプは特に注意が必要です。今回は「板金庇(ひさし)」の改修工事についてご紹介します。
下からでは気づけない「箱樋形状」の庇とは?
ある現場で、庇の軒天が雨漏りによって傷んでいたため、大工工事で補修を行っていました。その際に判明したのが、箱樋形状の庇でした。
通常の庇は、前面に向かって勾配がついており、雨水が自然に流れ落ちる構造です。
しかし箱樋形状の場合、内部で雨水を受け止め、排水口から流す仕組みになっています。
この構造は水が内部に滞留しやすく、
施工精度が甘いと雨漏りしやすい
排水口の詰まりで水が溜まりやすい
経年劣化の影響を受けやすい
といったリスクがあります。
特に昔は、現在のような高性能な防水材やコーキング材が充実していなかったため、水の「急所」となる部分の処理が難しかったと考えられます。その結果、長年の使用で傷みが進行しているケースも少なくありません。
通常の庇写真

現在はGL鋼板(ガルバリウム鋼板)で高耐久に
今回の改修では、耐久性に優れた
GL鋼板(ガルバリウム鋼板) を使用し、既存庇をカバー工法で施工しました。
従来よく使われていた亜鉛鉄板と比べ、
錆びに強い
耐久性が高い
メンテナンス性に優れる
といったメリットがあります。
適切な材料選定により、長期的な安心につながります。
👉 関連ページ:
施工中写真(ジョイント部分コーキング充填)

コーキング処理と勾配調整で雨漏り対策
ジョイント部分にはコーキング材を十分に充填し、雨水の侵入を防止。
基本はハゼ組み工法ですが、現場状況に合わせて最適な納まりを検討しています。
また、各箱樋部分には適切な勾配を確保し、排水口までスムーズに流れるよう加工しました。
箱樋形状は多少水が滞留する前提で考える必要があるため、
勾配の確保
接合部の防水処理
排水経路の明確化
を徹底することで、雨漏りリスクを最小限に抑えています。
👉 関連ページ:
施工中写真(箱樋納め)


仕上げと最終確認
最後に付け庇と笠木キャップを取り付け、各所を丁寧にシーリング処理して完成です。
板金工事は、寸法取りから加工、取り付けまでの精度が仕上がりを左右します。
完成後は写真にてお施主様にもご確認いただき、ご満足のお言葉を頂戴しました。
工務店様・お施主様、この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。

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