
雨樋によくある軒樋の勾配不良!
2025/12/16 15:02
はじめに:既設雨樋の水漏れは劣化も原因ではあるがそもそも勾配がとれていない事がある。
既設の雨樋について、軒樋の曲がり部材の割れやジョイント部分からの水漏れがあり、「修理ができないか」とのご依頼をいただきました。しかし、全体的に劣化がかなり進行していたため、部分補修ではなく取替えをご提案しました。


雨水が溜まることによりジョイント部分から水漏れを起こす。
雨水が溜まることで、ジョイント部分から水漏れが発生している状態でした。
上の写真をご覧いただくと劣化の程度がお分かりいただけると思いますが、ジョイント部の接着不良や経年劣化が主な原因です。また、軒樋の勾配が適切に取れておらず、集水口へ雨水が流れていないことも水漏れの一因となっていました。
勾配不良の軒樋は、大雨時に雨水が溜まり、その重みでさらに逆勾配となり、機能が徐々に低下していきます。その結果、ジョイント部など各部材にも悪影響を及ぼすと考えられます。
新築時から建物が必ずしも完全に真っ直ぐとは限らず、雨樋を取り付ける破風板が歪んでいるケースもあります。破風板は真っ直ぐであるという前提で勾配を決めてしまうと、結果として逆勾配になる恐れがあります。実際、撤去時には軒樋内に多くの雨水が溜まっており、アルミテープで補修された箇所からも水が滴っている状態でした。

上の破風板の写真でも分かるように、奥側で折れて下がっていることが確認できます。この状態に気付かず勾配を設定し金物を取り付けてしまうと、雨樋本来の機能が発揮されません。

紫色のチョークラインが二重になっていますが、最初に打った上側のラインは見た目では十分な勾配があるように見えました。しかし、建物の傾きや破風板の歪みを考慮し水平器で確認したところ、ほぼ水平、もしくは逆勾配の状態でした。
二重線の下側でようやく適正な勾配が確保できましたが、見た目にはかなり下っているように感じられます。このように、視覚だけで判断してしまうことが勾配不良の原因となります。

そのため、各面ごとにしっかりと勾配を確認することが重要です。支持金物の取付段階で勾配が確保されていなければ、軒樋を取り付けても雨水が溜まり、機能低下や劣化を招いてしまいます。
支持金物の勾配を十分に確認したうえで軒樋を取り付け、集水口から竪樋へ確実に雨水が流れるよう施工しました。
これで雨樋本来の機能がしっかりと発揮されます。
雨樋に関するご相談がありましたら、ぜひ中田錻力店までお問い合わせください。小さなことでも丁寧に対応させていただきます。
今回は Panasonic PC50 を施工しました。
Panasonicの雨樋は内部にアイアンが入っており、非常に高い強度があります。当店ではその耐久性からPanasonic製品をおすすめしています。
以前、兵庫県の加古川市から西方面にかけて雹害により多くの雨樋が破損する被害がありましたが、Panasonic製の雨樋は被害が比較的少なかったことを確認しています。その点からも、耐候性・耐久性に優れた製品だと言えます。
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